ウミガメのスープ簡単な問題12選【答え付き】初心者・子ども向けのやさしい水平思考クイズ
ウミガメのスープ簡単な問題12選【答え付き】
「ウミガメのスープ」は、ちょっと不思議な問題文を手がかりに、「はい」「いいえ」で答えられる質問を重ねて真相を当てる推理ゲームです。有名な問題には少し怖いものが多いのですが、この記事では人が亡くなる話や怖い話を入れずに、初心者や小学生でも楽しめる簡単な問題だけを12問集めました。
どの問題も、答えは「思い込み」をひとつ外すだけ。家族や友だちと出し合うのはもちろん、AI司会を相手に、ひとりで質問しながら解くこともできます。
遊び方:ルールは3つだけ
- 出題者が問題文を読み上げます。真相を知っているのは出題者だけです。
- 回答者は「はい」か「いいえ」で答えられる質問をします。真相に関係のない質問には「関係ありません」と返します。
- 真相の大事なところを言い当てたら正解です。
初心者でも解きやすくなる質問のコツ
- まずは「いつ・どこ・だれ」を確かめる:「夜の話ですか?」「家の中ですか?」のように、問題文に書かれていない前提を一つずつ確認します。
- 問題文の言葉を疑う:「家」「落ちた」「そる」など、ふつうの意味だと思い込んでいる言葉ほど、別の意味が隠れています。
- 「はい」が出たら、そこを深掘りする:当たりの方向が見つかったら、少しずつ質問をしぼっていきましょう。
もっと詳しいコツは「ウミガメのスープの質問のコツ」で紹介しています。それでは、やさしい問題から順番にどうぞ。答えは折りたたんであるので、先に自分で考えてから開いてください。
まずはここから:答えまで一直線の4問
1. ひげの床屋さん
問題: その町に住むゲンさんは、毎日何十回もひげをそっている。それなのに、ゲンさんのあごには、いつも立派なひげが生えている。なぜだろう?
答え:
ゲンさんは町の床屋さんだった。毎日何十回もそっているのは、お店に来るお客さんのひげ。自分のひげは自慢のトレードマークなので、そらずに大切に整えている。(ポイント:「ひげをそる」と聞くと、自分のひげをそると思い込んでしまうのがひっかけ。そっているのは他人のひげ。)
2. ぬれない髪
問題: おじいさんは大雨の中、傘もささず、帽子もかぶらず、フードのない服で散歩から帰ってきた。服はびしょぬれなのに、髪の毛は一本もぬれていなかった。なぜだろう?
答え:
おじいさんには、髪の毛が一本もなかった。つるつるの頭なので、そもそもぬれる髪の毛がなかったのだ。「髪の毛は一本もぬれていない」というのは本当のことだが、髪の毛があるとはどこにも書かれていない。(ポイント:問題文の言葉をそのまま信じすぎないこと。頭は雨でぬれている。)
3. 試合前の予言
問題: サッカーの試合が始まる直前、少年は「この試合のスコアを当ててみせるよ」と言った。そして、見事にぴたりと言い当てた。少年には、未来が見えるのだろうか?
答え:
少年に未来は見えていない。言い当てたのは「試合が始まる前の」スコアだった。キックオフ前のスコアは、どんな試合でも必ず「0対0」。少年はキックオフ直前に「今のスコアは0対0だね!」と言っただけだ。(ポイント:「スコアを当てる」と聞くと試合結果の予想だと思い込むのがひっかけ。いつのスコアかは言っていない。)
4. からっぽのプレゼント
問題: サキちゃんは誕生日に、何も入っていない大きな箱をプレゼントされた。それなのに、サキちゃんは飛び上がって大喜びした。なぜだろう?
答え:
サキちゃんが一番ほしかったのは、箱そのものだった。前から「段ボールで秘密基地を作りたい」と言っていたので、お父さんが、冷蔵庫が入っていた特大の段ボール箱をお店でもらってきてくれたのだ。中身がからっぽなのは当然で、サキちゃんはその日のうちに、窓とドアのついた立派な秘密基地を完成させた。(ポイント:「プレゼント=箱の中身」という思い込み。箱が主役のプレゼントもある。)
少しひねった4問:言葉の意味を疑ってみよう
5. マスクをつけた二人
問題: 男は家を出て、左へ三回曲がり、また家に戻ってきた。家では、マスクをつけた二人の人物が男を待っていた。二人は何者だろう?
答え:
これは野球の話。「家」とはホームベースのこと。バッターはボールを打つと、一塁・二塁・三塁と反時計回りに、つまり左へ三回曲がって走り、ホームベースに戻ってきた。ホームで待っていたマスクの二人は、キャッチャーと審判(アンパイア)。(ポイント:「家」をふつうの住宅だと思い込むのがひっかけ。マスクは病気や変装のためではない。)
6. 誕生日のちがう双子
問題: アオイとヒナタは、同じお母さんから、ほんの数分ちがいで生まれた双子のきょうだいだ。それなのに二人は、誕生日も、生まれた年もちがう。なぜだろう?
答え:
二人が生まれたのは、大みそかの真夜中だった。姉のアオイは12月31日の午後11時59分に、妹のヒナタは日付と年が変わった1月1日の午前0時2分に生まれた。わずか3分の差で、誕生日も、生まれた年も別々になったのだ。だから二人は毎年、お正月をはさんで二回お誕生会をしている。(ポイント:双子=同じ誕生日という思い込み。年の変わり目に生まれれば、数分の差で年まで変わる。)
7. 停電の夜の読書
問題: ある夜、町じゅうが停電して、家の中は真っ暗になった。それでもミナミさんは、ろうそくも懐中電灯も、スマホの明かりも使わずに、分厚い本を最後まで読み続けた。なぜだろう?
答え:
ミナミさんは目が見えず、読んでいたのは点字の本だった。点字は指先でふれて読むので、部屋が明るくても暗くても関係がない。ミナミさんは停電したことにも気づかないほど、物語に夢中になっていた。(ポイント:「本は目で読むもの」という思い込み。明かりが必要ない読み方がある。)
8. 一日二回だけ正しい時計
問題: リクくんの部屋の時計は、一日にたった二回しか正しい時刻を指さない。それでもリクくんは、この時計をとても大切にしていて、捨てようとしない。なぜだろう?
答え:
その時計は、針が止まっている。止まった時計でも、針が指している時刻(3時15分)には一日に二回、午前と午後に必ず正しい時刻になる。この時計は、リクくんが生まれたときにおばあちゃんが贈ってくれたもので、針はリクくんが生まれた「3時15分」に合わせて止めてある。だからリクくんにとっては、こわれた時計ではなく、大切な記念の時計なのだ。(ポイント:「一日二回しか正しくない」=止まっている、と気づけるか。大切にしている理由は記念品だから。)
思い込みを外す4問:大人も引っかかる
9. ライトを消した車
問題: 黒い服を着た男が、街灯のない一本道を歩いていた。空には月も星も見えない。そこへ、ライトを消した車が走ってきた。ところが運転手は男に気づいてスピードを落とし、ちゃんとよけて通りすぎた。運転手は、なぜ男に気づけたのだろう?
答え:
そのとき、時刻は真っ昼間だった。「街灯がない」「月も星も見えない」と聞くと夜を想像してしまうが、問題文には「夜」とはどこにも書かれていない。月や星が見えなかったのは、明るい昼間だったからだ。車がライトをつけていなかったのも、昼間なので当然のこと。運転手は太陽の光の中で、黒い服の男をはっきり見ることができた。(ポイント:「暗い道=夜」という思い込みを外せるかどうか。男の服の色や車の性能は関係ない。)
10. 二十階の窓ふき
問題: 高層ビルの二十階で窓ふきをしていた男が、はしごから足をすべらせて落ちてしまった。ところが男は、かすり傷ひとつ負わなかった。そして何事もなかったように、すぐに仕事を再開した。なぜ男は無事だったのだろう?
答え:
男が窓をふいていたのは、ビルの「中」からだった。二十階のフロアの室内で、窓の内側をふくために小さなはしごに乗っていた。足をすべらせたのは、床からわずか数十センチの、はしごの一段目。だからケガもなく、すぐに仕事に戻れた。(ポイント:「二十階」「落ちた」という言葉から、ビルの外に吊るされたゴンドラを思い浮かべてしまうのがひっかけ。落ちた場所は室内の床、落ちた高さはとても低い。)
11. トンネルで止まったトラック
問題: 大きなトラックがトンネルに入ろうとしたところ、荷台の屋根が天井にほんの少しだけつかえて、動けなくなってしまった。大人たちが「天井を削るしかない」「荷物を全部おろそう」と頭を抱えていると、通りかかった小学生がある方法を教えた。トラックは、その方法で無事にトンネルを通り抜けた。小学生は何と言ったのだろう?
答え:
小学生は「タイヤの空気を少し抜けばいいよ」と言った。タイヤの空気を抜くと、車体全体が数センチ低くなり、天井とのあいだにすき間ができる。トラックはそのままゆっくりトンネルを通り抜け、出たところでタイヤに空気を入れ直した。(ポイント:天井や荷物など「ぶつかっている所」ばかり見ていると気づけない。トラックの高さそのものを下げればいい。)
12. お医者さんの一言
問題: 自転車で転んでひざをすりむいたタクミくんは、お父さんに連れられて病院へ行った。診察室に入ると、お医者さんがびっくりして言った。「この子は、私の息子です!」でも、お医者さんはタクミくんのお父さんではない。どういうことだろう?
答え:
お医者さんは、タクミくんのお母さんだった。その日は、たまたまお母さんが働いている病院に連れて行かれたのだ。「お医者さん」と聞くと男の人を思い浮かべてしまう思い込みを突いた、昔から語られている有名な問題。タクミくんのケガは軽いすり傷で、すぐに元気になった。(ポイント:お医者さんの性別は問題文に書かれていない。)
子どもと遊ぶときのポイント
- 質問の回数を数える:少ない質問で当てた人の勝ちにすると、ぐっと盛り上がります。
- ヒントは一言だけ:行き詰まったら、出題者が「○○に注目してみて」と一言だけ助け舟を出しましょう。答えそのものは言わないのがコツです。
- 出題者を交代する:慣れてきたら、子どもに出題者をやってもらうのもおすすめ。「どう答えれば正しく伝わるか」を考えるので、聞く側とはちがう頭の使い方ができます。
もっと解きたい人へ
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この記事の12問にはすべて答えを載せていますが、AI司会と遊ぶときは、ぜひ答えを開く前にどうぞ。質問を重ねて真相にたどり着く瞬間こそ、このゲームのいちばんの楽しさです。