乾いた贈り物
問題文
狂った村人たちに囲まれ、僕らは谷底の廃校に立てこもっていた。食料も尽き、包囲網を突破することもできない絶望的な状況だった。
その深夜、校舎の窓から一羽の伝書鳩が迷い込んできた。
鳩の足の筒を開けると、手紙などは入っておらず、ただ『完全に乾燥した、特有の模様を持つ川底の小石』が一つだけ入っていた。
それを見たリーダーは、不気味に笑った。
翌朝、リーダーは残った食料をすべて校舎に残し、全員で裏の崖を登って山頂を目指すよう指示した。
村人たちは僕らを追うことなく、放置された食料を貪るために校舎へとなだれ込んでいった。
そして3日後、僕らは生還し、村人たちは全員消えていた。
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