障子の向こうの影絵遊び
問題文
障子の向こうでお囃子が賑やかに鳴り響き、怪しげな影がゆらゆらと揺れている。私は特等席に座り、大好きな影絵遊びを眺めていた。
お庭に出て虫取りがしたいのに、なぜかこのお部屋から出ることができない。
影絵の立派な侍の影に、私の真っ赤な印鑑を押してあげたいのに、いくら探しても印鑑が見つからない。
叔父様は、毎日「特製の漢方薬」を大人しく飲む私を「お利口な当主様だ」と褒めてくれ、これを飲み続ければずっとこの影絵遊びを見せてくれると言う。
だけど、こんなに楽しい影絵遊びなのに、どうして障子紙には、私が叩いたような、おぞましい暗赤色のシミがいくつもこびりついているのだろう?
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