赤い灯籠
問題文
閉塞的なある漁村では、夕暮れ以降、子供が川辺に近づくことは厳しく禁じられていた。しかし不思議なことに、毎年お盆の夜に限り、村人たちは子供たちを連れて川へ行き、灯籠を流すのだった。ある夏の日、よそ者の子供が一人で夕方の川辺へ遊びに行ってしまう。戻った子供は激しい高熱にうなされ、うわ言で『赤い着物のお姉ちゃんが呼んでる』と呟き続けた。そして数日後、子供は忽然と姿を消した。捜索の末、川辺で見つかったのは、子供の靴と、見たこともない古びた赤い灯籠だけだった。
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