怖いウミガメのスープ12選【答え付き】ゾッとする意味怖・ホラー系水平思考クイズ

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怖いウミガメのスープ12選

「ウミガメのスープ」の醍醐味のひとつが、答えを知った瞬間にゾッとすることです。この記事では、意味が分かると怖い話(意味怖)を中心に、背筋が冷たくなるホラー系の問題を12問、答え付きで集めました。

問題文はどれも短く、一見ふつうの出来事に見えます。ところが真相を知ると、同じ文章がまったく別の意味に見えてくる――そんな話ばかりです。怖さのレベルを★1〜★3で付けたので、苦手な人は★1から、怖い話が好きな人は★3から読んでみてください。

※ 殺人・死亡・精神的に不安定な描写を含む問題があります。苦手な方や、お子さんと一緒に読む方はご注意ください。怖くない問題は「ウミガメのスープ簡単な問題12選」にまとめています。

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怖い話を解くための3つのコツ

答えは折りたたんであるので、先に自分で考えてから開いてください。

日常の中にひそむ怖さ(4問)

1. 壊れた傘(怖さ★☆☆)

問題: 男は雨が降る日の通勤時、いつも骨が折れてボロボロになった、絶対に開かない傘を手にしていました。ある大雨の日の退勤時、一人の同僚が男の隣に並び、自分の傘を開きながら静かに声をかけました。「その傘、壊れて使えないですよね。もしよかったら、駅まで一緒に帰りませんか?」男は嬉しそうに微笑みました。そして、手に持っていたボロボロの傘を躊躇なくゴミ箱へ投げ捨てると、彼女の傘の中へと入っていきました。男の微笑みには、どんな意味があったのだろう?

答え:

男は、好意を寄せていた同僚の女性に、自分から声をかける勇気がなかった。そこで、雨の日になるたびにわざと開かない壊れた傘を持ち歩き、彼女のほうから声をかけざるを得ない状況をつくっていた。カバンの中には、いつでも使える新品の折りたたみ傘を隠し持っている。何日も雨の日をやり過ごし、ついに彼女が声をかけてくれた。そのときの微笑みは、親切への感謝ではない。彼女の心理を思いどおりに動かせたことへの、ゆがんだ勝利の笑みだった。(ポイント:怖いのは、すべてが計算ずくだったこと。壊れた傘は彼女の好意を測る「テスト」で、合格した今、もう必要ない。)

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2. 山小屋の肖像画(怖さ★★☆)

問題: 山で遭難した少女は、森の奥で一軒の古い山小屋を見つけました。体は限界まで疲れ果てていましたが、彼女はどうしても眠ることができません。翌朝、いつの間にか眠ってしまっていた少女は目を覚ますと、ある異変に気づき、恐怖のあまり絶叫してその小屋から逃げ出しました。少女は何に気づいたのだろう?

答え:

少女が逃げ込んだ山小屋の壁には、何枚もの不気味な「肖像画」が飾られているように見えた。暗がりの中から、こちらをじっと見つめる無表情な顔。少女はその視線に息が詰まり、どうしても眠れなかった。翌朝、明るい光の中で目を覚ますと、壁の肖像画はすべて消えていて、そこにあったのは絵ではなく、ただの「窓」だった。肖像画だと思っていたものは、一晩中、暗い窓の外から少女をのぞき込んでいた、本物の人間たちの顔だったのだ。

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3. ベッドの裏(怖さ★★☆)

問題: 5歳の娘が「ベッドの下に化け物がいる」と毎晩泣く。私が床に這いつくばって確認しても、何もいない。今夜も泣き叫ぶので、苛立ちながら懐中電灯をベッドの下へ向けた。床には何もない。ふと上を照らすと、ベッドの裏側の板に、無数の「正」の字がびっしりと刻み込まれていた。この話の何が怖いのだろう?

答え:

ベッドの裏に刻まれた「正」の字は、娘が自分の爪で刻んだものだった。一画につき一晩。暗くて狭いベッドの下に閉じ込められていた夜の数を数えていたのだ。娘をそこに押し込めているのは、父親が眠ったあとにだけ現れる「もう一人の娘」。だから父親が起きているあいだは、ベッドの下には何もいない。ではその間、毎朝父親の隣で「おはよう」と無邪気に微笑んでいるのは、いったい誰なのか――。そこがこの話のいちばん怖いところ。

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4. クローゼットの来客(怖さ★★★)

問題: 私は古いアパートに一人で暮らしていました。用心深い私は、毎晩必ず玄関と窓の施錠を確認してから眠りにつくのが習慣でした。ある夜、暗闇の中でクローゼットからカサリと布が擦れる音が聞こえました。明かりをつけて扉を開けましたが、クローゼットの中は空っぽでした。私は安心して再び眠りにつき、翌朝、ベッドの上で冷たくなっていました。私に何が起きたのだろう?

答え:

クローゼットの物音の正体は、侵入者だった。玄関も窓も施錠してあったのに入ってこられたのは、合鍵を持つ人物――このアパートの大家だ。大家は全部屋のスペアキーを持っていて、住人が毎晩11時に眠ることも把握していた。この夜も寝静まったのを見計らって忍び込み、金目のものを物色していたが、住人が寝返りを打って目を覚ましそうになる。あわててクローゼットの奥に隠れると、住人は起きてクローゼットを開けたものの、手前の服と暗闇にだまされて「誰もいない」と思い込み、また眠りについた。規則正しい寝息が戻ったとき、大家は這い出し、顔を見られたかもしれないという焦りから、眠っている住人を手にかけてしまった。(ポイント:「用心深い私」が戸締まりをしても防げなかった、いちばん身近な人物による犯行。)

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気づいた瞬間に血の気が引く話(4問)

5. 壁の音(怖さ★★☆)

問題: 隣の部屋に誰かが引っ越してきた。毎晩、午前三時きっかりに壁を「ドン、ドン、ドン」と三回叩く音がする。一週間耐えたが、ついに限界が来て、私も壁を力任せに叩き返した。それ以来、隣の部屋からは何の音もしなくなった。隣の部屋で何が起きていたのだろう?

答え:

隣の部屋の住人は、凶悪犯に監禁されていた。毎晩午前三時きっかりに壁を三回叩く音は、住人が最後の力をふりしぼって送っていた、助けを求めるSOSのサインだったのだ。ところが、苛立った「私」が壁を叩き返したことで、犯人は「隣の部屋の人間に気づかれた」と悟ってしまう。叩き返した直後に聞こえたのは、くぐもった悲鳴と、何かを引きずるような音。「私」の一撃が、取り返しのつかない結果を招いてしまった。(ポイント:三回を一組にした合図は、遭難などの場面で救助を求める信号としても知られている。何も知らずに叩き返したことが、最悪の形で伝わってしまった。)

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6. 無臭の部屋(怖さ★★☆)

問題: 男はひどい風邪を引いていました。その夜、彼は温かい飲み物を作ろうと台所に立ちましたが、ひどい悪寒に襲われ、途中で作業を止めて寝室のベッドへと潜り込みました。翌朝、男は冷たくなっていました。部屋には第三者が侵入した形跡はなく、外傷もありません。彼が眠る直前まで、ただの風邪以外の異常は何もなかったはずなのに。男の死因は何だろう?

答え:

男の死因は、ガス中毒だった。夜、台所でヤカンを火にかけたものの、吹きこぼれた湯がコンロの火を消してしまい、元栓が開いたままのガスだけが静かに部屋へ流れ続けた。ふつうなら、ガス特有の鼻を突く臭いに気づいて目を覚ますはずだ。ところが男は、ひどい風邪で鼻が完全に詰まっていて、臭いをまったく感じなかった。そのまま深い眠りの中で息を引き取ったのだ。翌朝、踏み込んだ警察官たちが顔をゆがめるほどの猛烈な臭気の中で、男は両方の鼻にティッシュを詰めたまま、安らかな顔で横たわっていた。(ポイント:「風邪」というささいな日常の出来事が、命を守る「嗅覚」を奪っていた。)

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7. 土葬(怖さ★★★)

問題: 私は写真家。撮影を終え、通訳と一緒に村へ戻ると、大勢の人だかりができていた。野次馬根性でカメラを構え、シャッターを切りながら近づいていく。悲痛な泣き叫び声が響く中、妙な音が聞こえてくる。それは一定のペースで、何度も何度も繰り返されていた。――これは一体、何の音だ?その正体に気づいた私は、背筋が凍るのを感じながら通訳の肩を掴んだ。「おい、早く村長を呼んでくれ! 今すぐこれを止めさせるんだ!」

答え:

舞台は、医療体制がきわめて貧弱な僻地の村。一時的に心肺が止まっていた男を、地元の診療所が誤って「死亡」と判定してしまい、家族は疑いもせずに男を棺に入れて、土葬の準備を進めていた。写真家が耳にした妙な音は、棺の「内側」から叩かれる、必死のノックの音だった。村人たちは「中には死体が入っている」と思い込んでいるので、泣き叫ぶ声にかき消されそうなその音を、ただの雑音として聞き流していた。部外者である写真家だけが、その違和感に気づいたのだ。棺の中の男はまだ生きていて、暗闇の中で必死に助けを求めていた。(ポイント:「死んでいるはず」という思い込みが、助けを求める音を雑音に変えていた。)

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8. お利口さん(怖さ★★★)

問題: 「いい子にしていれば、きっと褒めてもらえる」そう信じて、私は喉を鳴らすことすら我慢し、暗闇の中でじっと息を潜めていました。テレビのニュースでは、近くで起きた凄惨な強盗殺人事件の犯人が、今も逃走中だと報じられています。「私」は何者で、何が起きたのだろう?

答え:

「私」は人間ではなく、庭の小屋で飼われている犬だった。以前は来客のたびに激しく吠えていたが、そのたびにご主人様に強く叩かれ、「静かにしろ、いい子だろ」と叱られた。大好きなご主人様に嫌われたくない一心で、吠えるのを我慢する訓練に必死に耐え抜いたのだ。ある深夜、見知らぬ男が窓から家に侵入するのを見た犬は、以前なら全力で吠えていたはずだった。けれど、もう「いい子」なので吠えない。嬉しそうに尻尾を振りながら、男がご主人様たちを一人ずつ「静か」にしていくのを、窓の外からじっと見守っていた。ニュースで報じられていた、逃走中の強盗殺人犯だった。(ポイント:いい子にしていたのに、いつまでも冷たいままで撫でてくれない理由が分からない犬の無邪気さが、この話のいちばん怖いところ。)

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世界の見え方が反転する話(4問)

9. 午前0時の乗客(怖さ★★☆)

問題: 深夜、午前0時まであと5分の電車に、一人の男が乗り込んできた。男はどこか奇妙な様子で車内を見渡すと、乗客たちに話しかけ始めた。「お姉さん、今年で28歳になりますか?」「ええ、そうですけど……」「そちらの男性は、55歳ですか?」「ああ、そうだが」男はまるで何かが見えているかのように、次々と乗客の年齢を言い当てていく。最後に、一人の老婆の前に立った。「おばあさん、今年で69歳ですか?」老婆は穏やかに首を振った。「いいえ。あと5分で、69歳になるところですよ」男は絶望したような顔で、その場に崩れ落ちた。男はなぜ絶望したのだろう?

答え:

男には、他人の「死ぬ年齢」が頭の上に見える能力があった。ただし、自分自身の分だけは見えない。電車の乗客に年齢を尋ねていくと、28歳の女性も55歳の男性も、頭の上の数字が今の年齢とぴったり一致していた。つまり全員が、「今の年齢のうちに」亡くなる運命にある。そして最後の老婆の頭の上にあった数字は「68」。老婆は「あと5分で69歳になる」と言う。69歳を迎えられないということは、老婆は午前0時になる前の5分以内に亡くなるということだ。この電車で5分以内に何かが起きて、同じ車内の全員が亡くなる。そのなかには、自分自身も含まれている。そう悟った男は、顔面蒼白になって崩れ落ちた。(ポイント:「自分の寿命だけは見えない」という設定が、最後のオチにつながる。)

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10. 九人目の点呼(怖さ★★★)

問題: 私の寄宿舎には奇妙な掟がある。消灯前、寮長が暗い廊下に向かって全員の名前を点呼しなければならない。月曜日から、名簿に見知らぬ名前が一つ増えていた。誰も疑問を抱かず、その名前を呼び忘れることもなかった。ある夜、私が代わりにその名前を呼んだ瞬間、背後の教室の電灯が点いた。私たちはようやく、本当に死んでいるのが誰なのかを理解した。どういうことだろう?

答え:

一年前の深夜、学校の特別教室で火災が起き、残っていた生徒8人が全員亡くなった。「私たち」は自分の死を受け入れられず、未練から生まれた「時間のループ」の中で、死んだことに気づかないまま、昼は授業、夜は寄宿舎という日常をくり返していた。ところが実は、あの火災で亡くなったのは9人だった。隣の自習室に一人で残っていた転校生の存在を、8人は忘れてしまっていたのだ。それでも名簿には、彼女の名前が自動的に増えていた。ある夜、「私」がその名前を呼ぶと、暗闇から「はい」と返事があり、背後の教室の電灯がついた。それは火災の夜の再現であり、ループの終わりの合図だった。「増えた名前」を幽霊だと怯えていたが、彼女は自分の教室で静かに過ごしていただけ。夜ごと押しかけて点呼をとり、彼女の静けさを乱していたのは、死んだことにも気づかない「私たち」のほうだった。(ポイント:怖がっていた側こそが、「招かれざる死者」だった。)

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11. 正常な世界(怖さ★★☆)

問題: あの日、大災害によって地球上の全員が盲目になりました。それから二年後、私の視力は奇跡的に回復したのです。嬉しさのあまり大声を上げそうになった私は、壁に書かれた『その言葉』を見て、自分の口を両手で必死に塞ぎました。「その言葉」とは何だろう?

答え:

全員が盲目になった世界では、盲目であることが「正常」とされ、目が見える者は「異端」として排除される社会ができあがっていた。新政府は、視力が回復した人を秘密裏に連れ去り、解剖実験の被検体にしていたのだ。かつて命からがら逃げ延びた生存者が、これから視力を取り戻すであろう人々のために、街のあちこちに警告を書き残していた。「私」が壁に見つけた言葉は、『見えることを、彼らに知られてはならない』。大声を上げそうになった「私」が、あわてて口を塞いだ理由だ。(ポイント:奇跡の回復が、いちばん隠さなければならない秘密に変わってしまう。)

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12. 泣く私、笑う母(怖さ★☆☆・切ない話)

問題: 私が泣いた。母は笑った。私が笑った。母も笑った。私が泣いた。母も泣いた。私が泣いた。母は笑っている。なぜ?

答え:

これは、あるスレッドに書き込まれた、一人の人生の短い記録。生まれたとき、産声を上げた「私」を見て、疲れ果てた母はほっとして微笑んだ。「私」が無邪気に笑うと、母も嬉しそうに笑った。ウェディングドレス姿で涙を流した日、母も目頭を押さえて泣いた。そして今日。線香の匂いが満ちた冷たい部屋で、「私」は床に突っ伏して泣き叫んでいる。それなのに母は笑っている。祭壇に飾られた黒い額縁の中で、永遠に変わらない笑顔のまま。(ポイント:最後の一行まで、ふつうの母娘の微笑ましい話に見えるのが仕掛け。)

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